平成28年5月に藤本又祺氏のご寄進によりまして、永代に残るような立派な歌碑を建立していただきました。この歌が詠まれたのは、 和銅3年(710年)3月、藤原京から平城京(寧楽京)に遷都される時です。この歌の中に出てくる泊瀬川は、神社の東側を流れている川になり、当時は水上交通が盛んだったのでこの川に船を浮かべて、旧都から新都へ資材を運んでいたようです。また、この神社を南北に古代の官道である中つ道が通っており、水路と陸路が交わるこの地域はまさに交通の要所であったため、市があり商業が盛んで、当時はかなり賑わっていたようです。

写真は平成28年5月11日、除幕式の様子です。

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