境内と社殿

本殿
本殿の建築年代を示す棟札・修理札などは無いが、文久2年(1862年)新築願いの古文書及び、本殿裏面の「明治十丑二月」の落書きから幕末には建築されていたものと思われる。
本殿は桁行16.0尺(4.86m)、梁行6.1尺(1.85m)の南面した三間社流造(本殿二社と合間からなる)で、極彩色を施す。両社殿正面には浜縁上に木階七級を据える。正面のみに縁を付す高欄はなく、見切りには絵柄のある脇障子を構える。両社殿には千鳥破風を設け拝懸魚として猪の目懸魚を吊し、その上に置千木・堅魚木を各々1個づつ持つ。大棟の妻破風には拝懸魚として蕪懸魚を吊し、置千木・堅魚木を妻側に各々1個づつ載せる。なお、屋根は檜皮葺であったが、昭和46年に銅板葺にされた。
拝殿
拝殿は、昭和10年に再建された。入母屋造桧皮葺平入で、四面は格子戸、廊下で囲み、横六間縦四間、軒は二軒で疎垂木となる。昭和46年に銅板葺にされた。
鳥居
服部神社前の石灯篭
服部神社の前に立つ花崗岩四角形の灯籠は、現高185cmで、正面に次ぎの刻銘がある。「奉寄進 元和元年 敬 森屋社御賓前大木左近尉 九月九日 白」田原本町では一番古い年号の刻んだ灯篭である。
森屋の森
 壮大な鎮守の杜と大きい木々の社叢で、主に杉、樫などが多い。平成10年の台風の被害ですっかり様子が変わり、木が減ってしまったため明るい神社になってしまった。 昔から「森屋の宮」「森屋さん」などの愛称で親しまれている。右の写真は昭和55年頃、川(初瀬川)を挟んで写真中央部南北に森の中を通っている道が、古代の官道中ツ道です。